【コスパ最強】フルサイズ用Eマウントズームレンズおすすめ3本

カメラ

私はソニーのα7iiiを使って自己所有のレンズやレンタルレンズも使いながら広告素材を撮影撮影していますが、今回コスパ最強レンズ3本を紹介します。

何を揃えたら良いかわからない人は、このズームレンズ3本揃えたら一通りの撮影が出来るようになります。

たかし
たかし

ソニーのα7iiiで使うレンズを購入したいんだけど、明るいレンズにしようとするとめちゃくちゃ高くて

ゆたか
ゆたか

うん、わかる
ソニー明るいF2.8のレンズってGMレンズと言われているんだけど、ホント高いよね。
しかも重さもかなりの重量なので長時間の撮影にはキツイんですよ。
その代わりに光学性能抜群らしいけど

たかし
たかし

高いから手が出ないと思って我慢していると撮影もできないし…
かと言ってF4クラスにすると、暗い場面やボケ味で少し不安が残るんで

ゆたか
ゆたか

そうだね、私もいろいろ撮影しているけど最低限F2.8欲しいなと思う事はあるよ
実際にその時だけレンズレンタルしてしのいだりしてたよ
ちなみにFE70-200/F2.8使ったけど一日振り回したら重くて腕が痛くなった

ゆたか
ゆたか

だけど、最近タムロンから出ているレンズが広角から望遠まで揃ったので、これで解決できそうだよ!
価格も安いし軽いから機動性抜群なので

コスパ最強のタムロン製の大三元レンズ

大三元というのは絞りがF2.8で、広角・標準・望遠の3本のレンズの事を言います。
F2.8のレンズは光学性能が良いので、おのずと価格も高額になるんですよね。
ちなみにF4で揃えると小三元って言います。

今回紹介するのはタムロン製のレンズ。
ソニーのGMレンズに比べて価格が半分以下でF2.8通しですから、めちゃくちゃコスパ最強です。

タムロンは最近ソニーのEマウントレンズにめちゃくちゃ力を入れていて、公式HPにもソニーEマウント用の特設サイトが出来ています。

この記事を書いている5/18日現在で既に6本の製品が出ていて、内訳はズーム3本、単焦点3本でいずれもF2.8の明るいレンズです。

ソニーレンズとの比較5ポイント

今回は描写や光学性能の比較ではなく、以下の5点で比べてみますね。
作例も一緒に掲載します。

  1. 焦点距離(mm)
  2. 価格(マップカメラ新品価格)
  3. 重量(g)
  4. サイズ(mm)
  5. フィルター径(mm)

タムロン17-28/F2.8(Model:A046)

17mmから始まる広角レンズになります。
広角は広大な風景を撮るのに適していて、広角17mmでの最短撮影距離が0.19mとかなり寄れるレンズなので、寄りながらも広く写せる迫力のある画作りができます。

旅行の際に持って行くと風景の他にも食事の際のテーブルフォトなど幅広く活用できます。

焦点距離28mm・F2.8・SS1/1000・ISO125
メーカー焦点距離価格重量サイズフィルター径
ソニー16-35¥264,825680g88.5×
121.6
82
タムロン17-28¥106,425420g73×
99
67

このレンズの特徴としてインナーズームといって、ズームしてもレンズの長さが変わらないので、私は動画撮影時にジンバルに載せて使う常用レンズとして使います。
ジンバルに載せるとズームでレンズが繰り出しされるとバランス調整が必要になるので、ズームでも長さが変わらないので機動力があがります。

デメリットはソニー製と比べると広角-望遠の画角の広さが狭いという事。
ソニー製だと16-35mmを1本持って行けば用足りるというシーンでも、タムロンなら広角と標準の2本持って行く事も視野に入れなければならないかも。

タムロン28-75/F2.8(Model:A036)

標準域と言われる焦点距離です。
これ1本あれば普段の撮影はほぼカバーできますので、初めの1本におすすめです。

このレンズは発売前から予約殺到して、しばらくレンズが買えない状況が続いたベストセラー。

焦点距離75mm・F4.0・SS1/200・ISO125
メーカー焦点距離価格重量サイズフィルター径
ソニー24-70¥249,97588687.6×
136
82
タムロン28-75¥86,62555073×
117.8
67

どこに行くにもこれを持って行けば何とかなる!という絶対に持って行く定番レンズとして活躍しています。

標準レンズとしては全体的に望遠よりの焦点距離となっています。
もう少し広角で広く撮りたいというシチュエーションでは物足りないと思うかもしれませんが、背中に壁が迫る室内みたいな条件じゃ厳しいけど距離がとれる環境であれば解決しますので何とかなるかな。

タムロン70-180/F2.8(Model:A056)

望遠域をカバーするレンズ。
望遠端が180mmというハンパな数値ですが、その分割り切ってコスパを実現しているのでしょう。

この記事執筆時点で最新(2020年5月14日発売)のレンズとなります。

焦点距離180mm・F2.8・SS1/400・ISO100
メーカー焦点距離価格重量サイズフィルター径
ソニー70-200¥296,6311,48088×
200
77
タムロン70-180¥123,75081081×
149
67

圧倒的な重量差があります。
ソニー製を何度も使っていますが、1kg超えなので正直手持ちで長時間つかっていると腕にきますね。笑

重量があるとほんと機動力が落ちますし体力が必要になります。
持ち出しするレンズを選ぶ時に、重いし大きいから今回持って行くの止めよう!と思ってしまう事をタムロン製なら回避できますね。

タムロン製は最短撮影距離がMFモードの時に0.27mと激寄れます。
この辺はいろいろ面白い使い方が出来そうなので、今後試してみたいと思ってます。

焦点距離70mm・F8・SS1/125・ISO125

デメリットとしては、ソニー製はインナーズームでズーム時にレンズ長が変わりませんがタムロン製が繰り出し式で伸びる設計となっています。
あと三脚座が無いので、三脚に載せて使うときはバランス的に少し不安になる所でしょうか。

タムロンレンズを使うメリット・デメリット

ではメリット・デメリットを整理しますね。

タムロンレンズのメリット
  • 安い(ソニー製の半分以下)
  • 軽い(ソニー製の2/3以下)
  • 小さい
  • 最短撮影距離が短い(被写体に寄れる)
  • フィルター径が全て同じ
タムロンレンズのデメリット
  • 焦点距離が微妙に狭い
  • 数値的な光学性能
  • 望遠レンズでテレコンが使えない
  • 不具合発生時にボディ側かレンズ側かの特定に時間がかかる
  • ソニープロサポートを受けたい人には不利

おすすめする人

メリット・デメリットでほぼ答えを書いてますが、タムロンレンズをおすすめする人はこんな人です。

  • 安くて明るいレンズで揃えたい
  • 焦点距離の多少の違いは気にしない
  • 軽い、小さいは正義!機動性優先
  • フィルター径を統一してアクセサリー類を共有したい
  • 原因不明の不具合時の手間を許容できる

ちなみに、安いからと言ってAF性能は全く問題なく瞳AFもバシバシ決まりますし、遅いと感じた事全くありません。

もっと詳しく作例を見たい場合はタムロンのサイトを見るととっても参考になります。

作例も載せましたけど、どのレンズも同じ色のりをしてくれているの気づきました?
メーカー違いのレンズで揃えると、色味が変わってでてしまうので同じシーンなのに何か違和感…って事もあります。

タムロンで揃えると写した写真の統一感がでますので、シリーズで揃えてしまうのが良いですよ。

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